出版社内容情報
けがや病気で、次々と運ばれてくる患者さんに、医師や看護師たちがチームで向き合い、あきらめず力を尽くします。救急車で最初に運ばれる部屋はどうなっているの?
ドクターヘリ、DMAT――病院の最前線をリアルに描き、その現場の緊張と想いを伝えます。
【目次】
内容説明
どんなにたいへんなときでもぜったいにあきらめない!いのちを守るお仕事のすばらしさがわかります。大切な人がたおれた!そのとき病院で起きていることは…。
著者等紹介
あいはらいくこ[アイハライクコ]
病院取材や医師へのインタビューを中心に、医療系雑誌やWeb、病院広報誌などで取材・ライティングを行う。がん医療の記事を多く手がける中、自身も乳がんを経験し、自らの経験をまとめた、コミックエッセイ『がんの記事を書いてきた私が乳がんに!?育児があるのにがんもきた』(KADOKAWA)を刊行。本書は専門性を保ったまま、子ども向けに救命救急の現場をわかりやすく描いた、初めての絵本作品
にしださとこ[ニシダサトコ]
京都市立芸術大学美術学部卒業。教科書や教材の挿絵・漫画を中心に活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
125
今この時も患者の命を救っている人がいる。私たちが想像するよりはるかに多い人が他者のために働いている。眠っている時も、あくびをしている時も、食事をしたり笑っている時も。突然やって来る不調。救急搬送されて長く辛い治療が始まる。緊急処置をして、息をつく間もなく次の患者が運び込まれる。現場に駆けつける人、スマホから指示する人、オペの手順を確認する人、励ます人。漫画形式の絵本で救命救急センターの一日が描かれている。ほっとひと息、お菓子の交換で笑い合う。火傷が治癒した子供からの手紙に温まる。尊い仕事、頭が下がります。2026/05/22
MI
46
救急センターの1日。先生や看護婦さんが休みなく交代で働いてる現場。ドクターヘリの出動など流れがわかっていい絵本。2026/07/29
りらこ
30
救命救急センターのいちにち。 瞬時の判断と、的確な処置。さまざまな事故や怪我、急病に迅速に対応。 考えられる最良の処置を施して、回復する人、残念ながら命の炎が尽きてしまった人。 その後のケア、また通常のカンファレンスも含めて、あますところなく描き出している。 常に観察と向上心を怠らない医師の姿や、てきぱきと器具を片付ける看護師の姿などは、 読む自分にもベクトルは異なるが、刺激となる。 2026/06/15
かはほり
4
救急センターの仕事はテレビでもよく放映されているけど、静止した絵で見た方がより理解が深まると思う。助からない命もあることなど、現実もきちんと伝えていて、児童書としては「攻めた」本だと思った。こうした過酷な仕事をする人がいることを知ってほしいし、それを志す子どももいてほしいと思う。総ルビで絵本の形態をとっているけど、読者対象は中学年以上かな。なお作中の病院名「あんず」には漢方では生薬として使われる医学用語。2026/08/08
たくさん
4
救命救急センターの状況が驚くほどリアルにえがかれているんじゃないかって思わされます。ドラマで見るような流れが、もし自分が倒れて運ばれるとき事故に逢ってしまってもこんな感じで流れていくというのがよくわかります。みんな必死で働いていて同じ流れだったり助からないかもしれないということも重く感じることになります。2026/08/04




