出版社内容情報
日本の春を代表する野の花タンポポ。タンポポの種類や花やタネの話にはじまり、花茎のふしぎな動き、輪切りにした根から芽が出る話など、実際に観察・実験したことが絵と写真でいっぱい紹介されています。友だちといっしょに調べてみれば、新しい発見があるかもしれません。
目次
タンポポのたんけんをはじめよう
家の近くで見つけたタンポポ(春の野の花見つけたよ;仲間かな?タンポポみたいな花たち ほか)
タネをさがしてたんけん(わた毛とタネの研究;タネから芽が出たよ ほか)
タンポポの根を観察してみよう(いろいろあるね、根の形;輪切りで育つ?根のふしぎ ほか)
タンポポの冬ごし(ロゼットでおやすみなさい)
著者等紹介
おくやまひさし[オクヤマヒサシ]
1937年、秋田県生まれ。幼少のころより自然に親しみ、自然のおもしろさを伝えることを生涯のテーマにしている。漫画家馬場のぼる氏に師事ののち、独学で写真撮影を学び、読み物、画集、写真集を発表。また、観察会などで子どもたちに自然の楽しみ方を指導している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
7
おくやまひさしさんの「ぼくの自然観察記」シリーズ。およそタンポポにまつわる全ての情報を網羅しているのではないでしょうか。既知のことも多かったけれど、タンポポの根を輪切りにして、再生させるという実験はおもしろいと思いました。それぞれがちゃんと根も葉も出して成長していくのですから。これからはロゼット状で、冬越し。春、立ち上がってくる姿が待ち遠しいです。2022/12/08
奏
5
寒い冬でも地面にぺたりと張り付いているタンポポの葉を見かけることがあるが、あの形はロゼットとよばれるのだという。タンポポの種類、花、種、葉、根など観察したことが丁寧に書かれていて、知らなかったこともたくさん。特に根を輪切りにして育てると、そこから新しく株ができていくことにびっくり。すごい生命力だ。タンポポ食べたことがないけれど、花の天ぷらやってみたいな。 2023/01/26
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