出版社内容情報
貝というとみんな貝殻に目が向きます。貝の図鑑の多くは貝殻図鑑。貝のコレクターもたくさんいます。でも、変だな?と思いませんか。生きているのは殻の中のふにゃふにゃなのに…。タコやイカ、ウミウシやクリオネ、カタツムリやナメクジは、姿や形は違うけど、みんな貝の仲間です。殻があったりなかったり、美しいものや地味なもの、海にも陸にもいるけれど、その正体は軟体動物。ふにゃふにゃな軟体に、ふしぎがいっぱいひそんでいます!
内容説明
海岸で見かける貝の、ほんとの姿はふしぎがいっぱい!
著者等紹介
武田晋一[タケダシンイチ]
1968年生まれ。小学校4年生のときに体験した渓流釣りをきっかけに、水辺の自然に興味を持ち、小学校~高校は釣りに夢中になる。大人になっても水辺で過ごす方法はないかと考えた結果、高校卒業後は、生物学の研究者を目指して大学に進学。大学で研究結果を記録するために始めた写真に興味を持ち、主に水辺の生き物を撮影するカメラマンになる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まる子
17
小・中学年に選定されていたのを見て、中学生には言葉がもう少しあってもいいと思うけれど、この本の面白い所は、「貝殻」の見た目だけではなく、その中の生き物にも注目していた部分だと思った。岩を食べる貝‼️今までの貝にたいする「なんで?」「あなたの中身なに?」を解決してくれると思う。今の段階では中学校にもあっていいと思うけど、もう一度見てみよ〜。図書館としての書架泣かせの横長の本😁2022/06/23
遠い日
6
武田晋一さんの写真を求めて。水が嫌いな貝、陸に棲む貝、殻のない貝、イカもタコも貝の仲間。なるほど、貝にはその進化した姿がいろいろある。ウミウシが殻のない貝の仲間だなんて知らなかったなぁ。ウミウシの本、何冊か読んでいるのになぁ。どこかに書いてあったかなぁ。と、びっくりしました。2022/09/30
moco
2
【5歳5か月】『ちしきのぽけっとナメクジはカタツムリだった?』からカタツムリは貝類だと知りこちらも拝読。ナメクジと同じような進化をした海の仲間はウミウシ。いろいろつながりがわかって面白いです。2022/09/17
姫ママ=^・ω・^=
2
図書館本。ちょうど誰も借りてなかった♪ 貝は変態するけど、蛹にならないから不完全変態に分類されるのかな。。。ナメクジもウミウシみたいにカラフルだったら嫌がられずに済んだんじゃないのかなぁ?そうだった、クリオネも「ハダカカメガイ」っていう貝仲間だったんだよね!こう見ると、貝って陸に上がったり殻を捨てたり多種多様に独自の進化を遂げてるんだね〜2022/07/31
kokotwin
1
貝の仲間って思っていた以上にいろいろいるのね。同じ貝をとって人気者もいれば、そうでないものも。もし、ナメクジがウミウシのようだったら人気出たかなぁ。2022/07/26