内容説明
ホッキョクグマのミキはママにさかなとりをおそわるよりもあそびたくてたまりません。ひとりでかけだすと、まっしろなゆきのなかにぽちっとあかいものがみえました。ちかづいてみるとあかいものはてをふっているではありませんか。いっしょにあそびたいのかな?なかよくなれるかな?いちめんのゆきのなかではじめてであったちいさなふたり。たのしいことも、はらはらすることも、ちょっぴりかなしいことも…。
著者等紹介
アーヴェリス,コーリン[アーヴェリス,コーリン] [Averiss,Corrinne]
イギリスの作家、子ども向けテレビ番組のプロデューサー。絵本は『ぽちっとあかいおともだち』がデビュー作。現在は夫と娘と猫と共にマンチェスターに住む
ウッドコック,フィオーナ[ウッドコック,フィオーナ] [Woodcock,Fiona]
イギリスのイラストレーター。グラスゴーの美術学校に通っていた。今は、ロンドンでイラストレーションやアニメーションの制作をしている
福本友美子[フクモトユミコ]
公共図書館勤務の後、児童書の翻訳、研究、評論などをする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ベーグルグル (感想、本登録のみ)
39
ホッキョクグマの子どもと赤いコートの女の子のふれあいの話。ポチッと赤いもの=女の子が落とした赤い手袋、一面真っ白の雪の上では、あかいが映えますね。2023/02/01
たーちゃん
19
息子は「あっ、手袋落としてるよー」と言っていました。2023/01/19
Naomi
17
「第23回日本絵本賞」候補絵本の1冊。 シロクマの仔どもと、ぽちっと赤い子との触れあい。可愛らしくて、心温まるストーリーです。2018/02/22
ヒラP@ehon.gohon
16
ぽちっと赤いものにひかれたシロクマのミキちゃん。 北極海の幻想的なお友だちです。 ちょっぴり(?)危険も乗り越えて、素敵なお友だちです。 でも、遊び疲れたあとは、やっぱりお母さんのやさしさに包まれて、楽しい一日が終わります。2017/10/11
ケニオミ
15
絵本の世界は何でもありだなあ。母親から離れて一人で遊んでいたシロクマのぼうや。向こうの方から赤いものが近づいてきます。近くまで来て分かったのは、赤い服を着た女の子。(一体なぜこんなところに女の子がひとりという疑問はのみ込みます。)そして二人は遊びに興じます。やがて向こうの方からまた赤いものが近づいてきます。それは・・・。ほのぼのとするお話でした。2017/10/18
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