出版社内容情報
社会的自尊感情の肥大化が招く子どもたちの危機。体験と感情の共有の積み重ねで形成される基本的自尊感情の育ちが、その克服の鍵に!
近藤 卓[コンドウ タク]
山陽学園大学・教授、総合人間学部・学部長。日本いのちの教育学会・会長。日本学校保健学会・理事。日本学校メンタルヘルス学会・評議員。学術博士。臨床心理士。
1948年生まれ。高等学校の教諭を約10年勤めたあと、東京大学大学院教育学研究科博士課程満期退学。ロンドン大学精神医学教室客員研究員、群馬大学、立教大学などの講師ののち、東海大学教授を経て現職。30年あまりにわたってスクールカウンセラーを務め、現在も継続中。
著書に、『自尊感情と共有体験の心理学』(金子書房)、『死んだ金魚をトイレに流すな』(集英社)、『「いのち」の大切さがわかる子に』(PHP研究所)、『いのちを学ぶ・いのちを教える』(大修館書店)、生活カウンセリング入門』(大修館書店)、『子どもの自尊感情をどう育てるか』(金子書房)、社会的ひきこもりへの援助』(共著、ほんの森出版)、『人間関係論』(共著、医学書院)など多数。
目次
第1章(フィンランドの家庭と学校生活;カナダのライフ&デス・エデュケーション ほか)
第2章(子どもの自尊感情を外国と比べると;自尊感情の弱さは子どもだけの問題か ほか)
第3章(あたりまえの日常から;国際学会で… ほか)
第4章(アナログとデジタル;レジリエンスと自尊感情)
第5章(子どもの死生観と共有体験;ニワトリが先かタマゴが先か?)
著者等紹介
近藤卓[コンドウタク]
山陽学園大学教授。1948年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得満期退学。専門は、健康教育学、臨床心理学。現在、山陽学園大学総合人間学部教授。臨床心理士、学術博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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