目次
第1部 人気テーマ50とブックカタログ どんな本でサポートするか(清教学園と探究学習を支える学校図書館リブラリア;蔵書づくりと探究学習がもたらすこと;探究学習とはなにか ほか)
第2部 探究学習の授業 清教学園の卒業研究(探究学習はじめの一歩;卒業研究の道のり;テキスト『卒業研究の手引き』 ほか)
第3部 探究学習のためのデータ集(キーワードランキング;分類順キーワード;探究学習のためのキーワード総索引)
著者等紹介
片岡則夫[カタオカノリオ]
清教学園中・高等学校探究科教諭学校図書館リブラリア館長。東京学芸大学大学院教育学研究科修了。図書館振興財団主催「図書館を使った“調べる”学習コンクール」審査員、日本図書館情報学会、日本図書館研究会、科学読み物研究会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
55
調べ学習の人気テーマ50。一位は「睡眠」▽テーマを探る4つの条件①人に伝える価値がある②全員が違うテーマ③資料があり自分の力であつかえる④フィールドワークができる「興味がなければやめよう」▽注意しなければいけない分野[キャラクター・タレントグループ]資料集めが厳しい[心理学・性格・夢グループ]取り出して目の前に置くことのできない分野は厄介[「トンデモ本」グループ]都市伝説、宇宙人…連れてこいやw[代替医療][犯罪][ミリタリー]ハードルは高いが研究の意義があれば可▽研究企画と面接は必須だとよくわかった。2019/07/09
深山木 寝子
7
需要がわかれば出版社がもっと現場で必要としている本をつくってくれるようになる。って考え方が素晴らしい。2014/10/28
NakaTaka
4
『情報大航海術』の著者の新刊。現在の勤務校での6年間の実践研究をまとめた本である。とにかくデータの分析が細かくて恐れ入った。共著者として同校の司書教諭と二人の学校司書のお名前があるが、そのデータの蓄積は素晴らしい。生徒が調べるテーマと内容を分析し、蔵書構築に役立てる。限られた予算の中でどの本を買うか、逆にどの程度の予算が必要なのかもわかる。探究学習における生徒の人気テーマとブックカタログ。ブックカタログは司書の立場からだともうちょっと突っ込んでほしい思いがあるけれど、これはこれ。小学校にも十分参考になる。2013/09/14
わむう
3
ヤングアダルトが興味がある分野がよくわかった。2015/04/20
あひる
3
テーマにそった本が紹介されているので総合の時間に工夫して使えば役に立ちそうです。2014/04/04