内容説明
あざやかな絵で見るおとなりの国の建国神話―檀君のお話。文化解説・ハングル原文付。
著者等紹介
キムセシル[キムセシル]
児童学を専攻し、2001年「セセム創作童話公募展」で最優秀賞を受賞。現在はCBS社会教育教育院で専任教授を務めている
チェスッキ[チェスッキ]
ソウル大学で産業美術を専攻し、児童向けの本に数多くの絵を描いている
かみやにじ[カミヤニジ]
本名・神谷丹路。翻訳家。東京女子大学・日本大学・和光大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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どあら
20
図書館で借りて読了。絵がはっきりしていて見やすいです。外国の神話の絵本は珍しいのかな!?(5分、全学年)2020/06/07
にゃも
15
『朱蒙』を視聴していましたら『三足烏』やら『三種の神器』などという言葉が出てきて「うーむ、これは朝鮮半島の神話に元々あるものなのか…それともアレな感じのやつなのか…」というところから俄然朝鮮半島の神話に興味がわいてしまった。とりあえず有名らしい檀君神話の絵本を借りてみたが、本文より解説が面白かった。神話の成立と周辺国との関わりなど妄想すると、大興奮で鼻血が出そう♪2023/01/09
杏子
13
朝鮮半島の建国神話。神さまの息子が美しい地上を見て、そこで人間たちと暮らしたいと願った。その望みをかなえてやり、息子は人々のためにいろいろなことをしてあげる。人間になりたいクマとトラが出てくるのが面白い。クマは辛抱強く言いつけを守ったので、人間の女になり、我慢できないトラはそうそうやめちゃって、なんだ!って、感じ。はっきりとした絵で、大型の絵本なので読み聞かせにも向くだろう。2015/02/01
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
10
朝鮮の建国王、檀君のはなし。天上界をおさめている桓因(ファニン)の息子桓雄(ファヌン)は、人間たちを暮らしたいと地上におりてきます。人々の暮らしを助けていくうちに、クマとトラが人間になりたいとやってきます。桓雄の教えでクマは人間の女になり、桓雄の期先になり檀君を産みます…。朝鮮の神話で、巻末には解説とハングル語で文章が載っています。2020/06/18
遠い日
7
古朝鮮の建国王、檀君の神話。どんな国も、その地の豊かさを祈り、永遠に国が続くことを願うもの。神の息子、ファヌンが降臨し始まった国の歴史。自然との調和、人々への教育と慈愛、不思議な熊女の誕生など、神秘性も秘めたスケールの大きな神話だ。2018/02/22
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