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内容説明
２０１１年の東日本大震災以後のエネルギー・環境分野の動向を完全網羅。電力・ガス自由化時代に必携！！豊富な図表（約２９０点）でビジュアルに解説。エネルギー源別需給編に新章を追加。『エネルギー・経済統計要覧』の姉妹編。
目次
第１部 基礎編（エネルギー分析の基礎知識；エネルギーバランス表に関する基礎知識；エネルギー需給構造の概要；省エネルギー；地球環境エネルギー）
第２部 需要部門 需要編（産業部門のエネルギー需要；家庭部門のエネルギー需要；業務部門のエネルギー需要；運輸部門のエネルギー需要）
第３部 エネルギー源 需給編（石炭；石油；天然ガス；電力；原子力；再生可能エネルギー；水素）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アナクマ
29
基本概念と、消費部門別／エネ源別の需給事情について図解。白書的な。各章節の見出しや、豊富な図表とその端的な解説をさらうだけでも面白い。「エネルギーは国民生活、経済活動にとって重要な基礎物資であり、経済成長とエネルギー需要は密接に結びついている」だから図表からは、私たちが何を欲し何を為してきたかがよく分かる。◉GDP弾性値。エネ需要は得られるサービスに対する需要、財生産に必要な投入財としての需要。一次エネ構成比。最終消費部門では家庭、業務、旅客の伸び。エネ消費原単位。みんな気になる究極可採資源量の考え方。→2022/01/22
奈良 楓
6
【○】エネルギーに関係する業界の人は読んだほうがいいのでは、と思います。曖昧な知識の補強に役立ちました。グラフごとの解説が簡潔でよかったです。2017年1月版改定で大体2014~2015年くらいまでの情勢が反映されています。原油価格が上昇してきた最近の情勢を反映した最新版がでたらぜひ読みたい。2018/05/26
yuno
4
辞書的に使う感じの本なので、流し読み。個人的にはエネバラ（総合エネルギー統計）の考え方と、化石資源のコモディティ市場の説明が参考になった。とはいえ、特に後者はもう少し詳しくてもよかったかもしれない。エネルギーの分析をするときには手元に置いておくと心強い本。2022/04/06
