内容説明
本書は、照明における省エネルギー推進の視点から、照明技術についてまとめたものである。光源のエネルギー変換に関する部分の記述を多くするなどの特色を持つ。さらに光源の技術開発や照明システムの実際の設計を進めるにあたっての必要な基礎事項、およびLED(発光ダイオード)などの新光源の技術動向や、最新の照明設計理論についても、ひと通り網羅した。
目次
1 光と光環境
2 照明計画の基礎
3 照明省エネルギーの考え方と関連要件
4 省エネルギーのための光源システム
5 省エネルギーのための照明制御システム
6 光環境照明計画と省エネルギー
7 省エネルギー光環境照明計画とその評価
8 これからの光環境照明計画
著者等紹介
河本康太郎[コウモトコウタロウ]
1938年生まれ。1962年、大阪大学工学部電気工学科卒。現在、千代田工販株式会社顧問、株式会社テクノローグ顧問。中央大学理工学部電気電子情報通信工学科講師、神奈川大学工学部電気電子情報工学科講師。CIE(国際照明委員会)第6部会副部会長兼日本代表委員、IEC(国際電気技術標準会議)TC27日本代表委員、(財)省エネルギーセンターエネルギー使用合理化専門員。照明士
中村芳樹[ナカムラヨシキ]
1956年生まれ。1986年、東京工業大学大学院修士課程社会開発工学専攻修了。工学博士。東京工業大学大学院助手を経て、同大学院助教授。専門は視環境評価、建築環境工学、環境心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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