内容説明
近年エネルギー関連産業で注目を集めている重要課題としてエネルギー負荷平準化対策がある。エネルギー負荷を平準化することは、(1)必要なエネルギー設備容量を軽減する、(2)エネルギー設備の稼働率を向上させ経済性を高める、(3)必要設備の軽減により構築の際の各種環境負荷を軽減できる、(4)ピーク負荷用の設備の大部分は化石燃料を使うのでこれを減らすことは化石燃料の節約につながる、など多大なメリットがある。エネルギー・資源学会では、「エネルギー負荷平準化対策に関する調査研究」プロジェクトを、平成8年4月から平成12年3月まで、4年間にわたり実施。本書は4年間の研究成果をまとめたものである。
目次
1 概論
2 需要の現状とその分析
3 供給設備とその運用
4 供給側における貯蔵設備
5 供給側からの負荷平準化メニュー
6 民生(建物)における負荷平準化対策
7 工場等における負荷平準化事例
8 地域/広域熱供給システム
9 新自動車
10 新しい政策など
11 総合評価
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