内容説明
本書は、急速な植物のゲノム研究の進展を受けて、植物のゲノム研究に関する最新のプロトコール集である。ゲノム研究のモデルともいえるシロイヌナズナやイネのみならず、急速に研究の進展しているほかの植物ゲノムに関しても、それぞれの植物のゲノム研究の第一人者に最新の情報を執筆していただいた。さらに、ポストゲノムシークエンスともよばれる遺伝子の機能に関した研究の方法に関しても詳しく現状を紹介している。
目次
第1章 総論
第2章 ゲノム解析の原理(ゲノム解析の戦略;ゲノム情報解析;マイクロアレイ法;遺伝子破壊法 ほか)
第3章 ゲノム解析の実際(イネのゲノムシークエンス;シロイヌナズナのゲノム解析の現状;マメ科のモデル植物ミヤコグサ;ダイズのゲノム解析 ほか)
著者等紹介
佐々木卓治[ササキタクジ]
農林水産省農業生物資源研究所分子遺伝部。共同監修に「植物のゲノム研究プロトコール」がある
田畑哲之[タバタテツユキ]
かずさDNA研究所植物遺伝子研究部
島本功[シマモトコウ]
奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科
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