内容説明
それからの『西遊記』。玄奘三蔵法師が天竺から持ち帰った真教は難解で、解釈の誤りから仏教は堕落し、世相は大いに乱れた。時の高僧、大〓、二代目孫悟空の石猿、孫履真、猪八戒の忘れ形見、猪一戒、沙悟浄の弟子、沙弥の四人は、経の真解を求めて再び西天へと旅立つ。この旅路の行方やいかに。神魔小説の醍醐味を十二分に伝え、痛快極まる『西遊記』の続篇。
著者等紹介
寺尾善雄[テラオヨシオ]
1923年(大正12年)岡山県生まれ。作家、中国文学研究家。東京外国語学校(現東京外語大学)中国語部文学科卒業。岡山日々新聞社、産経新聞東京本社、秋田書店に勤務。1987年(昭和62年)没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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