目次
序章 もしも、私がタイタニックに乗っていたら(死して帰る故郷;人生の旅を楽しむために)
第1章 このごろ疲れているな…と感じたとき(私の「元気の秘訣」とは?;生命エネルギーを充填する方法 ほか)
第2章 出会うとき・別れるとき(突然訪れた家内との別れ;最期のお手本 ほか)
第3章 目標を見失ってしまったとき(自力と他力のバランスをいかにとるか;ビジョンがないといわれるけど ほか)
第4章 死ぬことを意識しはじめたとき(かなしみから希望への循環を作る;死後の不安を消す薬 ほか)
著者等紹介
帯津良一[オビツリョウイチ]
医学博士。帯津三敬病院名誉院長。日本ホリスティック医学協会会長。日本ホメオパシー医学会理事長。1936年(昭和11年)埼玉県生まれ。61年(昭和36年)東京大学医学部卒業。東京大学医学部第三外科、共立蒲原総合病院外科、都立駒込病院外科医長などを経て、82年(昭和57年)埼玉県川越市に帯津三敬病院を開設、院長となる。西洋医学に中国医学、ホメオパシーなどの代替医療を取り入れて人間を包括的に癒し、治療するホリスティック医学の確立を目指すその道の第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かしまさ
8
まだ人生折り返し地点には到達してないはずとは思いつつも、人生の着地点をどうすればいいのか考えていた時に見つけた本。自分の好きなバンドの曲に出てくる「死は終わりではなく遷移に過ぎない」という一節を思い出した。まだ死ぬ気はないけど(w)、後悔のないように人生は終わらせたいね。2023/05/22
すうさん
3
医師であるのだが、この人は死後の世界を信じているらしい。死後の世界のことを「虚空」と呼んでいるが、それは「無の世界」ではなく、自分の周囲のかつて親しかった人たちが待ち受けているのだと想像している。死を意識し、納得しているからこそ、「生」がより明確になり明一杯生きようとなるだという。まさに「メメント・モリ」の考え方と同じだ。期限やエンドがあるからこそ、その時までしっかり生きようと思うのは私も同じ気持ちである。ただし今際の際にどのようなことになるのかは不明だが。 2018/02/06
Great Eagle
2
うん。とても分かり易いし読みやすい本です。こうやって医療の専門家がアドバイスして頂けると、安心して旅立てるのも事実でしょうね。人間はいつかは死ぬ。これが現実です。受止めてどうやって幸せに旅立つてるかですね。難しい問題です。2014/12/25
もみ
0
ほんわか。自分の人生にも人さまの人生にも思いやりや懐の深さがある人って、そうなりたいなぁって思う。そんな気持ちがある人にはおすすめ。帯津さんの本読んでるとホリスティック医療にも興味が沸く。2012/06/09
Butterfly
0
ほっこりする文章で、日々の暮らしの心の方向性について書いてあり、こういう考え方も良いな、と思った。2018/05/26