内容説明
早期なら、手術、放射線、内分泌療法から自分に合った治療が選べます。PSA値やリスク分類の考え方、効果や副作用など治療選択のポイントをくわしく解説。
目次
第1章 診断はこのように行われます(前立腺がんの可能性を調べる検査はこのように行われます;前立腺がんと確定する検査はこのように行われます ほか)
第2章 これが基本となる正しい治療です(がんが前立腺部にとどまっている場合の治療計画;がんが前立腺部にとどまっている場合の治療はこのように進められます ほか)
第3章 再発予防と生活するうえで気をつけたいこと(前立腺がんと日常生活で気をつけたいこと)
第4章 病気に対する正しい知識(前立腺は男性ホルモンに支配されています;前立腺がんは前立腺肥大症とはまったく別の病気です ほか)
第5章 これだけは聞いておきたい治療のポイントQ&A(男性機能を損なわない、前立腺がんの治療を受けたいのですが。;前立腺がんの治療を受けると、尿もれ(失禁)は避けられないのでしょうか。 ほか)
著者等紹介
村石修[ムライシオサム]
1978年自治医科大学卒業。自治医科大学での多科ローテート研修を経て、80年諏訪中央病院外科勤務。飯綱病院、信州大学医学部泌尿器科、長野市立大町総合病院泌尿器科勤務、信州大学医学部泌尿器科助手等を経て、91年甲府市立甲府病院泌尿器科医長。翌年、イギリスのThe London Hospital Medical Collegeに留学、93年より信州大学医学部泌尿器科に復職後、講師。96年自治医科大学泌尿器科講師、同大学助教授。04年聖路加国際病院泌尿器科医長、06年聖路加国際病院泌尿器科部長就任。日本泌尿器科学会専門医、指導医
福井次矢[フクイツグヤ]
1976年京都大学医学部卒業。同年、聖路加国際病院内科研修医、80年から84年まで米国コロンビア大学、ハーバード大学留学。84年ハーバード大学公衆衛生大学院卒業。帰国後、国立病院医療センター・厚生技官、92年佐賀医科大学附属病院総合診療部教授、94年京都大学医学部附属病院総合診療部教授を経て、99年より京都大学大学院医学研究科臨床疫学教授。04年より聖路加国際病院副院長、05年より聖路加国際病院院長。京都大学名誉教授。研究分野は内科、臨床疫学、臨床決断科学、医学教育。日本でのEBM(科学的根拠に基づく医療)の実践者の先駆けとして、また、総合診療科・臨床疫学講座のパイオニアとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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