内容説明
高齢化の進行にともない急増!食道がんの世界的権威が、食道の病気について患者さんとその家族のために、明快かつていねいに解説。
目次
第1章 食道のしくみと働き(食道のしくみ;食道の働き)
第2章 食道がん(食道がんとは;食道がんの症状;食道がんの検査・診断)
第3章 食道静脈瘤(食道静脈瘤とは;食道静脈瘤の症状と検査;食道静脈瘤の治療;食道静脈瘤のある人の日常生活)
第4章 逆流性食道炎(逆流性食道炎とは;逆流性食道炎の原因;逆流性食道炎の症状;逆流性食道炎の検査・診断;逆流性食道炎の治療;日常生活の送り方)
第5章 その他の病気(食道アカラシア;特発性食道破裂;マロリー・ワイス症候群;食道憩室)
著者等紹介
幕内博康[マクウチヒロヤス]
東海大学医学部附属病院病院長・外科学主任教授。1944年生まれ。1970年、慶応大学医学部卒業。食道がんの世界的権威。食道がんの外科手術と共に、EMR(内視鏡的粘膜切除術)の手技精度と時間短縮を飛躍的に高めた「EEMRチューブ4段法」(幕内法)を独自に開発し、症例数・実績ともに国内トップ。医学界では“幕内3兄弟”の長男として知られ、弟は2人とも東京大学医学部、聖マリアンナ医科大学の外科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おちゃづけ
4
身内に食道ガンが見つかったので取り急ぎ図書館で借りてみる。<食道の働き>蠕動運動で食べ物を胃へ送る。また胃からの逆流を防ぐ筋を有する。<食道癌の要因>タバコ・酒。<声帯を切除した場合の発声法>食道発声法(習得までに3-6か月)・人工発生装置エレクトロラリンクス。<食道の再建法>胃・結腸・空腸を繋げる。<退院後の食事>誤嚥防止のためバナナ・山芋など。<胃再建の場合>胃液の逆流を防ぐためすぐに横にならない。2008年5月刊行。2016/06/28
tokkun1002
3
2008年。👌肝硬変と食道静脈瘤の関係が分かった。これは大変だ。道は長く苦しみも長い。内視鏡検査をずっとというのが辛い。術後痛いのも辛い。取り敢えず先ずは食道静脈療法EISなのかな。破裂したら死ぬわけだからそれよりはましか。兎に角やれる事があるので頑張る💪2021/07/18