内容説明
ストレス社会に暮らす現代人にとって、心の病気は身近な問題。しかし、心の問題で悩んでいる人の多くは誰にも相談できず、ひとり悶々と過ごしているケースが少なくない。本書は、読者がチャートをたどりながら、その症状が「どのようなときに」「どのような現れ方」をするのかを理解することで、心の健康状態を把握でき、その対処法がわかる新しいタイプの“こころ”の健康事典である。
目次
第1章 チャートで診断、症状でわかる心の病気(よく眠れない;いやな夢ばかり見る、睡眠中うなされる ほか)
第2章 心がもたらすさまざまな病気(心がもたらすからだの病気―心身症;“気分が落ち込む”心のかぜ―うつ病 ほか)
第3章 「心の病気」の治し方(“心のお医者さん”へのかかり方;心の病気の薬物療法 ほか)
第4章 心の病気を防ぐ日常生活(心の病気はどう防ぐ?;ストレス回避のための生活習慣改善ポイント)
著者等紹介
吉川武彦[キッカワタケヒコ]
医学博士。琉球大学教育学部教授。国立精神衛生研究所精神保健計画部長、同所長を経て、現在名誉所長。2001年4月より中部学院大学大学院人間福祉学研究科教授
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