春日の神は鹿にのって

春日の神は鹿にのって

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784879509116
  • NDC分類 170.4

目次

第1章 春日の四季(御蓋山の四季;みかさの山に出でし月;太平洋を渡った大太鼓;祇園とは何か)
第2章 春日の神々(春日社創祀;藤原氏の氏神と氏寺;風流の文化―春日若宮おん祭を中心として)
第3章 神鹿の思想(鹿は神の使い;『春日権現験記』と神鹿;解脱、明恵両上人と神鹿)
第4章 現代に甦える神(神道思想の流れ;神仏習合思想;神社創建への道;神社制度のうつりかわり)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うえ

6
著者は折口門下にして奈良春日大社宮司。「春日若宮大社の創建は保延元年、悪疫の流行が激しかったので、これを鎮める祈祷と五穀豊穣を祈願して関白忠通が創祀したと伝えるが、実は興福寺の強請によるものと言われている。春日祭は氏の長者の厳粛なる祭祀で、興福寺の参加は許されないのを、若宮社を創建することによって春日祭に準ずる祭を主催することができた…八百五十年の年輪をもつ祭事はこの間に当然変貌した…ただ…折口信夫博士も若宮おん祭を見て、「春日社の臨時の祭りで春日祭と等距離にある」と『古代研究』のなかで述べている」2018/09/13

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