目次
領域設定総合化法によるトランスフォーマティブ研究序説
会計研究に対する人類学の示唆―会計の基礎概念と利益計算の性質
ハイパー・インフレ下の人びとの会計―多通貨・多尺度に着目して
ハイパー・インフレ下の人びとの会計―日々の経済現象と会計理論との接点に着目して
交換レートを作り出す―貝貨の支払い方から考える会計の基準
会計史研究と人類学の対話可能性
道具に制約された会計学的思考
非営利「領域研究」の会計学的アプローチ―公益法人会計基準をめぐって
非営利「領域研究」のビジネスセントリズム的理解―公益法人会計基準をめぐって
非営利「領域研究」としての贈与取引の会計学的理解
非営利の世界―講と協同組合のあいだ
グローバル基準としてのIFRS―基礎的概念にも触れて
先行者としての米国―医療福祉サービス提供主体の財務情報公開と日本への示唆
著者等紹介
出口正之[デグチマサユキ]
国立民族学博物館人類基礎理論研究部教授。大阪大学人間科学部卒業、ジョンズ・ホプキンス大学国際フィランソロピー研究員、総合研究大学院大学教育研究交流センター教授等を経て現職。政府税制調査会特別委員、内閣府公益認定等委員会委員として公益法人制度・税制の制度設計、運営に関与。ISTR(国際学会)元会長
藤井秀樹[フジイヒデキ]
京都大学大学院経済学研究科教授。財務会計。公認会計士試験委員、税理士試験委員等歴任。著書に、『現代企業会計論』(森山書店、1997年、日本会計研究学会太田・黒澤賞)、『制度変化の会計学』(中央経済社、2007年、国際会計研究学会賞、日本公認会計士協会学術賞)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 「文明」の宿命