内容説明
臨床判断学は、「患者の抱えている問題を、患者自身に対して一目でわかるように示す」ことができ、しかも、「患者の価値観を医療の選択に反映する」ことを可能とする。その意味では、患者の権利を具体的な形で医療に反映する学問である。
目次
診断テストを知る(目的と指標)
診断テストの使い方(評価)
臨床判断分析 その1(臨床判断の組み立て)
臨床判断分析 その2(判断分析の事例)
臨床判断と心理的要因
価値を測る
医療の効率を知る
医学文献の批判的吟味
ベッドサイドの臨床判断
臨床判断学の到達点と今後の課題