内容説明
本書ではENG(Electronystagmography)で臨床検査を行うときのテキストとなるようにとくに留意した。その対象は、医師をはじめENGにより検査を行うすべての方を対象としてあるため、より平易に、しかも実際的に記述した。ENGの器械の取り扱い方をはじめとして、患者への留意点、ENGによる記録の実際と、そのとき得られた所見の「読み」についても述べてある。
目次
眼球運動記録の発達―歴史的背景
眼振計の原理
眼振図の実際(眼振記録時の注意;被検者;眼球運動の較正;眼振の要素;眼振波形の定量的測定法;眼振計による眼振検査とその記録;注視眼振gaze nystagmus;頭位・頭位変換眼振positional and positioning nystagmus ほか)
解剖学的基礎
症例
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- 和書
- 天野喜孝 秘蔵作品集