内容説明
生き物たちの安全で安心な楽園はどこだ、みーんなこの地球の仲間たち―迷鳥散歩。
目次
魚の歌
日付を題名にした詩群
ワニとゾウ
日付を題名にした詩群
とてもよい成分
日付を題名にした詩群
すべてが野鳥になる
日付を題名にした詩群
パンダとサギ
著者等紹介
小笠原鳥類[オガサワラチョウルイ]
1977年岩手県生れ。詩集『素晴らしい海岸生物の観察』(思潮社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゅん
9
どうしても「安全で安心」と感想でも言いたくなる。意味からはがされた「安全で安心」の繰り返しに、その律動に自分は何を感じているのか。不穏な景色が描かれている気がするなと思いつつ、読んでいる自分は穏やかな心地よさの中にいると思う。言葉が描くイメージを想像することと、言葉を読んでいる自分の状態に意識が向かうこと。この二つが同時に起こるような詩集であるように思う。2022/07/20
虚ペン
8
安全で安心。2018/08/31
午後
6
安全で安心。2018/09/27
timeturner
6
私は詩を読む、とても安全で安心な、詩だ。健康で長生き、それから、あの、ええ、とてもよい。よい詩を読むと、いい。光る詩、不思議な詩、安全で安心な詩で怖くない……いや、でも、けっこう不安で怖い、気がする。これ、詩人自身が読むのを聴いてみたいな。2018/09/09
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5
安全で安心。2018/07/02