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内容説明
江戸時代の武家「のしめ装束」の、胸から腰にかけての段替わりの部分の縞、格子、絣の文様を、江戸時代後期に京都西陣の織屋あるいは問屋などで見本帳として使われていたものから、九四八点をカラーで紹介。武士階級の粋で洒脱な感覚は現代でも配色の参考として多方面で活用されています。
目次
のしめ“熨斗目”―江戸時代の縞、格子、絣
熨斗目衣裳
熨斗目見本帖
縞
格子
絣
絹絣の美―武家熨斗目装束について
著者等紹介
吉岡幸雄[ヨシオカサチオ]
昭和21年、京都市生まれ。生家は江戸期からの染屋。昭和46年に早稲田大学第一文学部卒。美術図書出版「紫紅社」設立。昭和63年、生家「染司よしおか」五代目となる。染師福田伝士とともに日本の伝統色の再現に取りくむ。奈良・京都の古社寺の行事に染織関連で参画する。平成21年、京都府文化賞功労賞受賞、同22年菊池寛賞受賞、同24年NHK放送文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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