感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
okimine_yuiki
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とある展示会のミュージアムショップで売っていた本。特別価格だったけどかさばるので見合わせた。あ、著者の孫娘さんの作品は買ったけども。1980年代までメキシコで貴人しか身につけられない紫の糸が、現役で染色されていた!と解説板で見たのでウキウキしながら読んだ。交通が整備されて山奥の村にも化学染料が入ってくる過渡期の話らしい。その分たどり着くには悪路。先に対談を読んでいたので小説『貝紫幻想』は主人公がメキシコの海で行方不明ENDなのは笑ったんだけれども、現地の染め人が3年間に2人も波にさらわれたらしくてヒェッと2023/12/07