目次
3本の柱
財界の沈黙
杭
とっぴんぱらり
災害列島
落葉
風
夜の森
未来への悪夢
秀平
働き方改革
シカ
AI
國会
旅の終わり
新・一万円札
サクラ
ウイルス
巣ごもりの日々
舐める男〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いちろく
21
2015年から2024年まで雑誌「財界」に連載されていたエッセイをまとめた内容。まず、丁寧で読みやすい文章に驚く。実は著者が主に活動されていた時期に作品に触れていた世代ではないので、凄い脚本家という印象しかなく、意識して作品に触れたのは初めてかもしれない。あとがきでも「老害」という言葉が自分を指す言葉として……、と書かれていたが今の価値観からみたら首を傾げてしまう内容も正直あった。一方でご高齢にも関わらず、若い世代にも目を向けて先を見据えた意見を述べられている記載もあり頷いた箇所も。単に過去の人ではない。2024/11/10
tetsubun1000mg
15
TV業界としてはレジェンドの脚本家なんだろう。 本作は「財界」という古めかしい雑誌の2015年から2024年の連載をまとめたエッセイ。 90歳に近い年齢でまとめられたので年を感じる文章ではあるが、経営者に向けて「人間として大切なことは?」という内容が多かった印象。 一昔前のオーナー経営者は本書のようなことを大切にしていたのだろう。 今どきの雇われ経営者は、売り上げと収益の数字を求められて人生で大切なことなど考えたことが有るのだろうか? なんてことを考えてしまいました。2025/01/21
りょう
6
すごーく以前に倉本さんのエッセイを読んで、富良野の話、富良野の言い伝えなどが面白かったので、手に取ってみたら、今回はそういうのは余りなくって、世を憂う80代の高齢者の文章になっていた。もちろん的外れとは言わないが、期待していたものとは違ったなあ。2024/12/02
terukravitz
3
図書館本★★☆☆☆2024/05/27
必殺!パート仕事人
1
本人が心配しているように同じ話が何度か出てきますね。このシリーズ自体は初読みなので気になりませんが。2016年からの話で、もう随分昔のことのように感じます。2024/09/22