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目次
第1章 ルーツ(海水浴後は滝のシャワー 山の手での幼少期;終戦後は浮浪児のような生活に ほか)
第2章 時代(ハンフリー・ボガートに憧れて…;今でも心底尊敬する伝説の興行主・タツ・ナガシマ ほか)
第3章 スタンス(“凡人”の上限である2割5分を目指す;同年代の経営者仲間との思い出 ほか)
第4章 二毛作(仕事は「戦場」から「楽しむ」ものへ;80で始めた合気道 ほか)
著者等紹介
堀威夫[ホリタケオ]
1932年10月15日生まれ。神奈川県出身。55年明治大学商学部卒業。学生時代からバンド活動を始め、人気を博すが、長男の誕生を機に経営者に転身。57年東洋企画を設立。60年ホリプロダクション(現・ホリプロ)を設立、代表取締役社長に就任。84年会長。2002年東証一部上場(12年MBOして非上場会社に)、同年、取締役ファウンダー、08年ファウンダー最高顧問に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スプリント
7
芸能界で一大勢力を築いているホリプロについて創立から時代に合わせた戦略について書かれています。 プロダクションは人材集めと先を見通す力が重要ということが理解できます。2020/12/31
田中峰和
6
ホリプロの創業者のインタビュー本。当年87歳の創業者堀威夫は、旧制中学最後の入学、五木寛之と同世代だ。高校大学とバンド活動に明け暮れ、新卒就職に失敗して文化放送でのアルバイトに就く。リーダーとして結成したバンド「スウィング・ウエスト」は佐川ミツオ、守屋浩、田辺昭知、湯原昌幸など多くのミュージシャンを輩出した。渡辺プロ創業の翌年誕生したホリプロは、山口百恵の誕生と引退で一時代を築いたが、彼女の収益を25%以内に抑えたという。一商品が25%を超えると経営破綻を起こすとの信念は彼の経営哲学。1部上場まで果たす。2020/08/13