内容説明
アルジェリア人質事件の教訓とは何か?かつてイラクのフセイン大統領の命を受け、同国軍がクウェイト侵攻(1990年)、湾岸戦争が勃発。この最中、油田操業・石油出荷に命を掛けた男たちがいた―。
著者等紹介
伊吹正彦[イブキマサヒコ]
1947年生まれ。滋賀大学経済学部卒。日立製作所、アラビア石油勤務を経て、元国務大臣・衆議院議員村田吉隆代議士の政策担当秘書を務めた。講道館柔道五段。現在、プロバスケットボール「千葉ジェッツ」渉外部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ねこ
2
小説と言いつつもかなり事実なのではと思える内容。現場の緊迫感が目の前に繰り広げられ、日本帰国後の展開に涙せずにはいられません。2013/05/29
R
1
骨の太い小説でした。作者が実際に体験した内容も盛り込まれていると思えて、やや偏向気味な描写もあるけども、それがむしろ臨場感や、当時に対する憤りをよくあらわしているようで目が離せませんでした。中東と付き合うということ、ビジネスでの様々なありかたの描写は興味深いところが多く、今後も同じような小説を読んでみたいと思いました。2013/09/02
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