内容説明
サッチャー、松永安左エ門…電力の本質を見抜いた人たち。パストラルな風景の英国、「男は火吹竹を吹くな」の日本。オペラグラスを通して電力の世界をのぞく。
目次
第1章 英国電力が冷戦の勝利に寄与した物語
第2章 電力民営化で日本は一等国の仲間入り―電力の鬼松永安左エ門翁
第3章 民営電力会社の歩み
第4章 電力の国家管理
第5章 自由競争と自主協調の時代
第6章 大正昭和の政治社会情勢
第7章 大震災についての私の個人意見
著者等紹介
井上琢郎[イノウエタクロウ]
1930年生まれ。53年東京大学法学部卒業後、東京電力入社。同社初代ロンドン事務所長、理事を経て89年同社退社。東京熱エネルギー社長などを経て、2000年会社生活を終了。その後、文京女子大学生涯学習センター、読売・日本テレビ文化センター各オペラ科講師を経て、現在NPO法人日本ヴェルディ協会常務理事、NPO法人調布市民オペラ振興会理事、オペラ・オペレッタクラブ代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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