佐川急便 再建3650日の戦い―4万人の意識革命

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 324p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784879320308
  • NDC分類 685.9
  • Cコード C0034

内容説明

東京佐川事件後10年、有利子負債元利合計8000億円を返済。不良債権6000億円の処理は自力で行われた。

目次

第1章 雌伏編―苦闘・襲ってきた九千三百三十六億円の有利子負債(「一円の融資を得ることもなく」―栗和田の第一声;フランチャイズでつくられた全国の佐川急便ネットワーク ほか)
第2章 改革編―反撃とは常在戦場なり(「二十一世紀経営戦略問題検討委員会」の設置;設備投資とトラック増車で討って出る ほか)
第3章 進化編―環境変化に応戦(東京佐川問題の処理を機にトップ交代;父・佐川清との対面 ほか)
第4章 真実編―言霊・兵を動かす人を動かす(佐川急便三六五〇日の改革で栗和田栄一が幹部に飛ばした檄)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

T2C_

1
半沢直樹と同じ読後感。つまり、苦闘、葛藤、組織の闇や体制との戦い、そういったものに打ち勝たんとする物語と感じた。今年1番に面白かったかもしれない。組織の腐敗を象徴するような事件の後、どのように闘い、立て直したか。創業時の信念を曲げず、また言葉だけでなく態度で顧客第一主義を標榜する重要さ、難しさ。旧体制の反発、末端まで行き渡らない指示、責任を負おうとしない各社員。およそ組織に起こりうる問題それぞれにどのように対処したか。これらを立役者である栗和田元会長を軸に魅力的に描かれていた。2017/07/22

Tomohiro_Y

0
佐川急便の栗和田社長時代、90年代のバブル崩壊から00年代のネット革命における話し。佐川事件後に宅配事業の投資が後手にまわっても、生き残り続けているのは一重に人財育成に対する熱意の違いだと思いました。2016/08/21

ともあきほ

0
内容は佐川急便の栗和田社長の話。こういう経営者の理念は良い。当社のビジョンがないのが逆に目立つ。 2004/02/12

kenzo

0
佐川急便、東京事件を経て、有利子負債総額9336億円から再建する流れを、当時の社長に就任した栗和田さんを中心として、書かれた佐川急便10年間の本。巻末には、本人のインタビューも載ってるので、どういう心境で、思想で改革に当たったか分かる。すぐれた井戸でも何もしなければやがて枯れる。2011/09/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/329112
  • ご注意事項

最近チェックした商品