内容説明
戦後70年!!我々は今、後世に何を遺して逝けるか。1945年9月7日、道坂光二郎はバリ人との約束が果たせないことを詫び、自害した。約束の重さとは。人間性の深さ、凄さとは。人の価値は、地位や名声ではなく誠意ある行動であることを、本書の主人公は身を挺して実証した。バリ島をこよなく愛した日本人である。
著者等紹介
長洋弘[チョウヨウヒロ]
1947年埼玉県に生まれ。谷川岳の山岳ガイド高波吾策氏に師事。東南アジアや中東を得意とする写真家・作家。国際児童年記念写真展大賞、林忠彦賞、土門拳文化賞奨励賞、社会貢献者表彰など受賞。近年ではインドネシア・日本国交樹立50周年記念写真家として世界遺産などを取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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