内容説明
『神』は、ふさわしい呼び名なのか。少年期に抱いた問いを熟年の今、解き明かす。
目次
日本語訳聖書の『神』はどこから
中国の訳語論争未決着のまま「神」が日本へ
カトリック教会の日本語訳聖書も「神」
中国語と日本語の「神」、本来の意味は
『神』以前の日本、中国では
聖書はどのように翻訳されてきたのか
Godという訳語はどこから来たのか
YHWHはどのように扱われてきたか
あらためてYHEHの意味を問う
現教皇が著作の中で語るYHWHは
現在のカトリック要理では
「YHWH」をめぐる最近の動き
理解不明のバチカン「YHWH禁止令」
まとめにかえて
著者等紹介
南條俊二[ナンジョウシュンジ]
1969年3月上智大学外国語学部英語学科(国際関係副専攻)卒、同年4月に読売新聞東京本社入社。経済部、外報部(現国際部)ロンドン総局特派員、大蔵省、通産省、証券担当キャップ、経済専門ページYEN編集長などを経て、1994年1月から論説委員(国際経済、産業政策担当)、2000年12月から論説副委員長。2006年4月から読売新聞東南アジア地域発行総括兼読売ネーション・インフォメーションサービス(タイ)社長を経て2010年12月から読売新聞特約嘱託(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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