内容説明
著者は新聞記者(社会部)、TVキャスターとして50年近く世間を取材した。講演等でも全国の市町村を回った。感じた事は知識としての“人権”はある程度身についているが、“人権”を呼びつつ“人権”を侵している日本人がいかに多いかを知り愕然とした。記者経験をふまえた“ニュース・エッセー”。
目次
第1章 正論は他人を傷つける
第2章 人権習慣―幼児から教えよう他人の心
第3章 人権を叫び、人権を侵す
第4章 狭山事件の、本当の恐ろしいこと
第5章 先生と母親と父親の権利
第6章 世界一周の豪華船が守った人権
第7章 「視点を変える」という教育
第8章 東京・大空襲―戦争が母を変えた
第9章 日本人と笑顔―オジサンは笑った!
第10章 テレビ論―視聴率が全てでいいのですか
第11章 横井庄一さんはペットの“人権”まで考えていた
第12章 やめよう成人式
第13章 「いじめの教訓」は生かされなかった―警察・学校の怠慢・無関心