目次
1 姜在彦(体験で語る在日朝鮮人運動;わが研究を回顧して;「司馬史観」を考える;著作目録;朝鮮史関係著書目録)
2 竹中恵美子(女性労働研究の現在―四〇年を振り返って;女性労働を研究する経済学者“インタビュー”;大阪市大経済学部長の頃―安保そして大学紛争“インタビュー”)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がんぞ
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司馬遼太郎の友人で言わずと知れた朝鮮近代史の第一人者。2003年77歳の時点で人生を振り返り肯定的に捉えているが別国籍婚が1985年認められたのは危険でないか?占領時代、日本共産党に属したが“国籍を持たない者は政治活動をするな”という昭和30年来日した廖承志の指令に反発して離党。抱き合せ共著の竹中恵美子はその妻(昭和30年事実婚)、在日朝鮮人(韓国を逃れ密入国の実質無国籍亡命者)と結婚したことで妹は離婚、大坂市立大学の経済学部教授としてジェンダーフリーを主張したこともあってか、子の不登校にも悩んだという。2013/09/15