目次
第1章 戒厳令の発布
第2章 流言の発生
第3章 流言の伝播工作
第4章 軍隊の出動
第5章 自警団の動き
第6章 朝鮮人総検束
第7章 習志野収容所へ
第8章 犠牲者調査
第9章 自警団の検挙
第10章 社会主義者の問題
著者等紹介
姜徳相[カンドクサン]
1932年、韓国慶尚南道に生まれる。早稲田大学文学部史学科卒業、明治大学大学院文学研究科史学専攻東洋史専修博士課程修了。一橋大学教授を経て、滋賀県立大学名誉教授
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感想・レビュー
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読書家さん#2EIzez
3
フランスではマクロンがアルジェリアの博物館を二年くらい前作ったりして、過去の精算に向いているとあって 日本も南京事件や韓国に関する博物館を景気のよいときに作っとけばよかったのにとおもっていた。お金の問題だけではなく世界にアピールしなきゃいけないんじゃないかと思う。とにかく、朝日は政治家に比べ適正な事や時期共に書評してくれる頼もしい存在は間違えない。ちなみに6000人殺害され裁判も1日で終わり刑も軽いものばかりだったという、中国人は200人殺されたらしい。わたしは日本の集団心理その他にますます、イヤ気がさ 2025/01/26
読書家さん#2EIzez
3
最近でいうとコロナにおいて先進国では税関が遅かったことや、他者への許容量のなさが一部露呈して国民性を はずかしくおもったばかり。実際イギリスやヨーロッパからワクチンを使用が日本だけ、マスクや税関のことやんわりイヤミをいわれた。当時のアメリカ駐日大使が先進国で一番野蛮な国といって国民性の残虐さをアナウンスしていたらしい。またジャーナリズムや自警団、はたまた警官まで加担したというからおどろいた。コロナを教訓に普段より情報を選別し多民族の偏見や排他をなくしていかないと日本は長いこと生き残れないだろう。2025/01/26
読書家さん#2EIzez
3
大正二年の9.1東京周辺や横浜の関東大震災があって平均滞在年数若干1.2年の罪ない朝鮮人を噂話の流布からと偏見、パニック時における集団ヒステリーによる官民一体となり虐殺した事件を書いている。震災本を詠むのが初めてだったが朝から土砂降りの雨で正午一分前に夏らしい晴天が戻ったとある。 約10分も揺れたらしい。ツナミのうわさから火元を消さない人が続出して夕方の強風で 一瞬に被害者続出したとあった。 100年前を昔とみるか最近とみるか、偏見ということを 考えると未だ島国として成就してない気がしてならない。2025/01/26
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