内容説明
世界がコロナパンデミックを経験した現在、世界はその功績の偉大さに刮目するだろう。二十一世紀の文明社会の中で、現代人、現代科学をして、新型コロナウイルスによるパンデミックは世界的混乱を惹起した。十九世紀末という時代背景のなか、はるかに悲惨なコレラによるパンデミックに際して、正体不明の禍を相手に可能な限りの科学的方法論をもって、様々な方策を世に与え続けたのがペッテンコーフェルであった。
目次
第1章 ドナウ湿原の故郷
第2章 御典薬師の伯父
第3章 マックス少年 街へ行く
第4章 大学生活、にわか俳優、そして恋
第5章 金属学への寄り道
第6章 大学教師としての出発
第7章 リービッヒをミュンヘンへ
第8章 ペッテンコーフェルの多彩な才能
第9章 科学としての衛生学
第10章 コレラとの闘い
第11章 全世界からの称賛
第12章 ペッテンコーフェル、その人間像
第13章 追悼の辞
著者等紹介
Wieninger,Karl[WIENINGER,KARL] [Wieninger,Karl]
カール・ヴィーニンゲル。1905年生まれ、1999年死去。ミュンヘンで育ち、ナチ時代には反ナチグループに属した。1942年、両親の陶磁器工場をついてから、経営者としての業務の傍ら、執筆活動を行う。1945年のキリスト教社会同盟結成に参加。ミュンヘン市議会議員、ドイツ連邦議会議員
植木絢子[ウエキアヤコ]
1939年、埼玉県志木市に生まれる。埼玉県立浦和第一女子高校を経て、1969年岡山大学医学部大学院(医学研究科)卒業。1971~1973年、アレキサンダー・フォン・フンボルト奨学生として、ミュンヘン大学医学部病理学教室に留学。1990~2002年、川崎医科大学衛生学教授。2003~2010年、川崎医療福祉大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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