出版社内容情報
1945年8月、原爆により52歳の生涯を閉じた内科医・角尾晋(長崎医大学長)は、若き日ドイツに留学、日記に換えた手紙を留守宅に送った。
船旅41日、ワイマール共和国の危機の年も研究室に通い、相対的安定期に入った年に論文を提出、翌25年に帰国、長崎に赴任した。
【目次】
内容説明
1945年8月、原爆により52歳の生涯を閉じた内科医・角尾晋(長崎医大学長)は、若き日ドイツに留学、日記に換えた手紙を留守宅に送った。
目次
第一部 船旅(門司出港からシンガポール入港まで(1922年9月21日‐10月4日)
シンガポールからコロンボまで(1922年10月5日頃‐12日頃)
コロンボからスエズまで(1922年10月13日頃‐25日)
スエズからマルセイユへ(1922年10月25日‐31日)
フランス寸見(1922年11月1日‐5日))
第2部 ベルリンでの留学生活(平穏なベルリン(1922年11月5日‐1923年1月7日)
ルール占領とハイパーインフレーション(1923年1月14日‐12月23日)
相対的安定期(1924年1月5日‐12月22日))
第三部 帰国の旅(ブレーメン(ドイツ)出港(1925年1月2日‐4日)
サウザンプトンからニューヨークまで(1925年1月5日頃‐13日頃)
アメリカ旅行(1925年1月13日頃‐27日頃))
著者等紹介
辛島由美子[カラシマユミコ]
1962年3月東京都立小石川高等学校(現・小石川中等教育学校)卒業。1966年3月東京都立大学理学部生物学科卒業。1966年4月‐1969年5月東京医科歯科大学(現・東京科学大学)。遺伝病研究施設染色体異常研究室(文部教官助手)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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