出版社内容情報
本書は混迷する現代を覆う思考閉鎖(停止)に風穴を開けようとする異端の書であるが、「平和と平等」主義の偽善を暴く、反「リベラル」の決定版でもある。例えば本書の主題の一つである競争とは、ルールに従う闘争であり、競争は格差や不平等を生じさせるからと言って否定すると、ルールや法が壊れて闘争に戻り、格差どころか残虐な弱肉強食や弱者切り捨てが始まる。(本書「総論」より)
内容説明
本書は混迷する現代を覆う思考閉塞(停止)に風穴を開けようとする異端の書であるが、「平和と平等」主義の偽善を暴く、反「リベラル」の決定版でもある。例えば本書の主題の一つである競争とは、ルールに従う闘争であり、競争は格差や不平等を生じさせるからと言って否定すると、ルールや法が壊れて闘争に戻り、格差どころか残虐な弱肉強食や弱者切り捨てが始まる。(本書「総論」より)
目次
序 私の生命観「存在の不条理」
前書き
総論
生存闘争の原因
闘争から競争へ
動物と競争
祭り
性と闘争
市場競争
競争の必要と効用
家
過当競争
私有財産権
平等論
いじめについて
自由論
宗教
虚妄と偽善の平和主義
赤化ドミノ理論
武力論〔ほか〕
著者等紹介
浦島一郎[ウラシマイチロウ]
浦島一郎(筆名)。1949年、富山県に生まれ建設業に従事したのち研究執筆活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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