内容説明
それは陣屋の畑の「泉の森」に流れていた風に少し似たものでした。泉からこぼれた水が奏でるせせらぎの音は、森に瑞々しい“命の輝き”を感じさせるものでしたが、桂の木の大木の下で手を振っている姉弟にも“清らかな風の流れ”を感じました。この輝きは場所も時間も離れているのに、どこか似ているのです。
著者等紹介
松〓秀晧[マツハシヒデアキ]
1943年北海道室蘭市に生まれる。1966年北海道教育大学卒業、ヘブライ大学留学決定、中東戦争の為中止(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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