感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リカオン
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クラシック音楽に詳しい人は知っているようだが、ドイツの著名な音楽家ブラームスと同時代に外科医として活躍したビルロートは親友だったらしい。そしてこの2人の往復書簡300通余りの和訳が本書である。外科医ビルロートは医師として優秀だったばかりでなく、音楽にも造詣が深いためブラームスと友人関係になったようだ。私は音楽家同士ではない2人の関係に興味を持ち、また手紙が好きなので本書を手に取った。原文を生かした和訳であるし、時代も1800年代後半のため読み易いとは言えなかったが、興味深い書簡だった。2025/02/18
