内容説明
時代の奔流のなか、自らの生と友情を誠実に守り続けた青年がいた。「沈下橋」の佇まいのように…。戦後の復興期にあって、荒廃し焦土と化した国土の中、糊口を凌ぐ日々にあって、人々は耐乏生活に明け暮れた。若き青年までもが「運命」を意識せざるを得ず、時代の奔流に呻吟していた。そんななか、確固たる自我を確立すべく時代を生きぬく一人の青年がいた。
著者等紹介
岸本英雄[キシモトヒデオ]
昭和13年4月高知市浦戸町(現はりまや町)生まれ。平成10年9月(株)神戸製鋼所定年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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