内容説明
モンゴル茶は、遊牧民族に子々孫々と受け継がれ、あらゆる文化と邂逅し、万朶の茶文化を開花させた。モンゴル茶の文化圏形成、ティーロード開拓者の歴史については知られているところが極めて少ない。本書では周辺地域と華夏文明の歴史を紐解きながらこれらを探っていく。
目次
巴国・周朝
王褒・便了
漢匈和親・四夷尽服
長卿盧・楊子舎
水厄・酪奴
蒼狼・白鹿
胡旋舞・琵琶行
契機・契約
天目山・兎毫盞
酥簽・蘭膏・炒茶
御茶園・咏貢茶
蒙古椀・皮嚢壺
ウルム・ゾーヒ
末茶・抹茶
餅茶・磚茶
著者等紹介
占部俊夫[ウラベトシオ]
千葉県生まれ、横浜育ち。モンゴル大草原に憧れ、2005年、モンゴル人の妻と国際結婚をする。愛茶人である
李托雅[リトヤ]
内モンゴル克什克騰達来諾爾軍馬場生まれ、錫林郭勒盟阿巴嗄旗育ち。1999年来日。2015年から渋谷道玄坂にあった華泰茶荘で茶の勉強に取組む。モンゴル茶の研究、現地調査、資料収集を行い現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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