内容説明
コロナウイルスが猛威を振るうなか、それらの存在自体が人類の危機打開の標となる。がん治療を優先させた時代から、研究と臨床に世界狭しと関与し続けてきた著者による、新たな「がんとの共生」の道を説いた、がんとの対峙方法の画期を為す一冊。「ウィルスがんにおける治未病の達成により、その他のがんの悪性化を防ぐ」という、がんの最先端医療分野だけでは補完できない、人類を救うもうひとすじの道が、ここに示される。
目次
第1章 子供時代
第2章 中高生時代
第3章 大学時代
第4章 医師としての船出
第5章 多摩研時代
第6章 国立がんセンター時代
第7章 在米時代
第8章 千葉県がんセンター時代
第9章 秋葉病院時代
第10章 るみいの面影
第11章 佐倉厚生園病院時代
著者等紹介
丸山孝士[マルヤマコウシ]
1932年札幌生まれ。北海道大学医学部卒業(1957年)。同大学大学院医学博士(1962年)、東京大学医学部病理学教室研究生(1962年)。札幌市立札幌病院内科嘱託(1961年)、国立多摩研究所病理研究室(1963年)、国立がんセンター研究所病理研究室(1965年)、米国テキサス大学M・D・アンダーソン癌研究所ウイルス学部、同大学生物医科学大学院助教授‐准教授(1967‐75年)、千葉県がんセンター研究所病理研究部部長(1976‐97年)、医療法人社団伝統医学研究会あきば病院(1997~2007年)、公益財団法人日産厚生会介護老人保健施設佐倉ホワイエ施設長(2010-2021年)。日本病理学会(功労会員)、日本癌学会(名誉会員)、米国癌学会(名誉会員)、ニューヨーク科学アカデミー(フェロー、チャールズダーウィン会員)、他。癌治療への漢方の寄与(編著)、専門書章担当、研究論文、他(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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