内容説明
千里の道を越えて、中国で「南張北溥」と賞された二大画家との「縁」を得て「正師」と為す。生い立ちから、世界へと飛翔するまでの全史が初めて画家により明かされる。
目次
第1章 師との出会い学びの日々(有縁千里逢;君子の交わり―四君子;「五大夫の松」 ほか)
第2章 画道を独り歩む(文化使節として初めての海外へ;初めてのパリ;ポール・ペトリデス氏とパリ初個展 ほか)
第3章 万象万感(死生命あり―いかに天命を生きるか;関牧翁老師;「法界虚空図」圓福寺 ほか)
著者等紹介
伊藤紫虹[イトウシコウ]
1935年東京に生まれる。1953年中国で「南張北溥」と並び称される溥儒、張大千に師事。1957年明治大学文学部卒業。1962年台北師範大学大学院中国文学科修士課程修了。1986年毎日新聞社よりアラン・ジュフロワとの共著作品集“無限へのヴィザ”刊行。2002年臨済宗妙心寺派圓福寺、襖絵「法界虚空」制作。2016年平成28年度文化庁長官表彰。フランス、中国をはじめ、世界各地にて作品展を開催。また、国際ビエンナーレなどの国際展に招待出品。現在、フランス サロン・ドトンヌ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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