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内容説明
妻の浮気を黙認し仮面夫婦を続けているエリート官僚の清巳―彼の秘密の趣味は、女装だった。僅かな時間、自分を変えることで満たされる清巳の心。そんなある日、弟の赫が突然清巳のもとを訪れた。海外放浪後はフリーライターをしているという自由奔放な赫。幼い頃は仲が良かったが、いつしか避け合うようになった兄と弟。そんな赫に清巳は秘密を知られてしまった。理性を失った弟に抱かれ、清巳は禁忌の悦楽へと堕ちていき…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そらねこ
26
初読み作家様。中々良かったです。がっつり兄弟ものなので苦手な方はご注意下さいｗ ワイルドな弟の執着攻めです。展開は良かったですが、弟の気持ちがイマイチ見えない…と読みながら思っていたのですが、ちゃんと弟視点の話も後半に入っていて納得。両想いになってからの弟の甘さもイイし、お兄ちゃんも可愛い。女装は普段はあまり好きではないんですけど、兄の複雑な心の奥を見せる手法としても良かったと思う。そしてエロかったｗ2017/03/26
nono
16
BL。エリート官僚の兄とフリーライターの弟。ﾑﾘﾔﾘから始まる関係は苦手、それも相手に愛が伝わらない行為はどうも無理。後半の弟視点で色々事情は伝わったものの、両人共に共感出来ず。さらさら軽めに読了。2017/12/22
愛希
7
実兄弟。弟×兄。受けの女装あり。ワイルド系な弟攻めとエリート兄受け。はじめは無理矢理だったし攻めが何考えてるかわからなかったけど実はかなり受けに執着してるとわかる後半や攻め視点の話は好き。くっついてからは攻めがかなり受けに甘くなってて可愛かった。禁忌感はあんまりないかな。 ★★★☆☆2017/01/29
anko
3
ずっと好きだったんだろうなと思いつつ赫の気持ちが読めなくて真意はどうなんだろうと凄くドキドキしながら読みました。 『赤い棘の鎖』は赫の目線で書かれていて本編で疑問に思ったことが解き明かされます。 物理的、時間的に距離をとっても忘れることのできない人が 清己だったんですね。半端なく一途です。 ２人とも兄弟であることへの背徳感罪悪感を持ってはいましたが、引っ付いてからは考えないようにしているように思えました。 テンポよくスピード感をもってお話が進んでいくので シリアスなお話ですが結構サクサク読めました。 2016/12/20
風祭
2
うーん、兄弟BLにありがちな話でした。2020/04/10
