ラルーナ文庫 春売り花嫁とやさしい涙

高月 紅葉【著】

シーラボ（2016/07発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 278p／高さ 15cm
• 商品コード 9784879198969
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

大滝組の若頭補佐・岩下が運営している高級デートクラブ。そのナンバーワン男娼、ユウキは十代にしか見えないが実年齢はもう二十六だ。そんなユウキに身請けの話がきて、元格闘家のヤクザ、能見がボディガードとしてつくことになった。仕事がらみで一度だけ関係をもったことのある能見はユウキに一目惚れで、「筋肉バカ」と罵られようが構わず猛烈アプローチの日々。そんな折、ユウキの元カレのＤＶ男が再び近づいてきて…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[そらねこ]

ブックパスでなんとなしに選んだ小説。佐和紀が出てきて仁義なき嫁のスピンだと気づいた。作家すら見てなかった汗。しかしあの生意気だけど憎めない男娼の話だと気付いて読んで良かったと思う。この子の事は結構覚えていて、哀れな気がしてたから。やっぱりかなり悲惨な過去で歪になってしまったこの子が幸せになれてホント良かったよ。ブックパスとは表紙絵が違うけどあっちは電子専用なのかな。あちらも絵が幼過ぎて違うと思ったけど、こちらは幸せっぽくて違う。春売り＝男娼って事なんだね。春売りとこの表紙絵じゃぁ、幸せな話にしか思えない…

2018/03/11

[おかめいんこ]

スピン元知らずに購入、スピン元が結構絡んでいるので元読みしないとな〜結構好きな流れなので元読みしたらもっと浸れるかも(^_^;)

2016/06/26

[鴇色のソラ]

仁義なき嫁シリーズのスピンオフ。本編で気になってたユウキのお話。ユウキは不幸な境遇の男娼だけど元カレとの過去は本当に最悪だった。「あまい新婚生活」のユウキが本当に幸せそうで可愛かった。今までの事を考えるとユウキは能見との事を皆に惚気けて人前でもチューするくらいで丁度良いのです。

2016/06/23

[おかめいんこ]

続編を読むために読み直し

2017/08/06

[えびぷり]

仁嫁スピンオフ。元格闘家のヤクザ×男娼。仁嫁本編の攻・周平の愛人だった男娼・ユウキが、愛情しか存在しない優しい恋を掴むまで。攻の能見があっけらかんとしたいい男で良かった。仁嫁本編の面々もいっぱい出てきて楽しかったです。そしてユウキの元カレDV男がほんとクズかった（おこ）。わたし本編の嫁・佐和ちゃんが好きすぎるので、ライバルだったユウキが幸せになってくれるとホント安心…。

2017/06/10