ラルーナ文庫 竜を娶らば

鳥舟 あや【著】

シーラボ（2015/10発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 448p／高さ 15cm
• 商品コード 9784879198785
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

ロクの眼前で祖父の遺体が光って消えた！激しい痛みに襲われたロクが次に目を醒ますと…そこは見知らぬ世界。ロクは体の半分が白金の鱗に覆われた竜に変身していて…。醜悪な化け物。俺の嫁―そう蔑まれながら竜国の王様、アルキヨに強姦された。なんとロクは祖父と同様、この世界を救う為だけに存在する金の竜なのだという。腹黒冷酷な暴君アルキヨと常識外れな嫁ロク。想いはすれ違ってばかりだが…。壮大で激烈な愛の物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[しましまこ]

新作が読めたので、再チャレンジ。心の準備があれば読めたよ。愛があってもやっぱグロエグ多いよ…

2017/11/26

[nono]

BL。祖父の死と共にロクは見知らぬ世界へ、そしてその身体は⁉お話としては面白い、しかし竜国の王様のアルキヨの傲慢な振る舞い、そして最後の敵国での残忍な扱い等心安らかに読める本では無かった。いきなりとばされて不安なんだから優しくしてやれよ、と無駄に長生きしているアルキヨに説教してやりたい^^こういう作風が持ち味の作家さんとか、今後は心して取りかかることにします^^

2017/12/11

[マシュ]

ブックパス。大切に育ててくれた祖父母が亡くなったら、ロクは突然異世界に飛んでて、自分は竜国を守る金竜で国王のアルキヨの嫁だと。アルキヨがずーっと意地っ張りな王様だし、そんなアルキヨの言動を奥深くの想いを読めったって読めるわけがないロク。ロクは人間だと思ってたのに竜だとか、自分の身体が鱗でおおわれたりとか、アルキヨからの扱いも酷いし、お決まりの凌辱もありと、随分とまぁ大変な目にあっておりました。それにしてもアルキヨの俺サマぶりはほぼ最後まで変わりませんでしたからすごいもんです。でも読めちゃうのが不思議（笑）

2018/06/29

[華緯]

いや～感想書くの難しい…;;読み応えあった。面白かった。切なさもしんどさもぐちゃぐちゃもラブラブもいっぱいあって、満足でした。…………でも………受けのアタマの悪さ爆発(…実際は、そんなにアタマ悪くないんですが…)の言葉の数々に、何度も途中で挫折しかけ、エロの最中の、ロリキャラ並みのセリフの数々にドン引きして挫折しかけ……かなりグロい描写の数々にドン引きしかけ……でも、読ませられた不思議本。本当に急転直下のジェットコースターだった…。趣味が嫁いびりのヒナ様と千三百才の弟は可愛かった。(↓)

2015/09/20

[愛希]

竜国の王様×竜。異世界トリップもの。強姦、嘔吐、多少のグロ・スカ描写があり万人受けはしないだろうな。しかし明るくちょっとバカっぽい受けが無意識に自己犠牲に走るような行為をするのは好き。攻めは優しくしたかと思えば突き放す子供っぽいツンデレ攻めだった。割とギャグ寄りなセリフが多い。でも結局2人は幸せだけど国の問題は解決していないような。　★★★☆☆

2015/10/14