内容説明
基礎文献の断片的邦訳しかない現状を打開し、一歩踏み込んだ西洋精神史の理解を可能にする画期的アンソロジー。『魔女への鉄槌』(15世紀後半)、ボダン『魔女の悪魔狂』(16世紀後半)をはじめ中世末~近世の主要論書を中核に、近世の魔女概念に深い影響をおよぼした古代の古典文学や中世の教皇教書・書簡、近世に吹き荒れた魔女裁判記録、そして懐疑論者の主要著作をも収める。
目次
第1章 古代
第2章 中世1―一四〇〇年迄
第3章 中世2―一四〇一~一五〇〇年
第4章 近世1―悪魔学論書
第5章 近世2―魔女裁判
第6章 近世3―懐疑論
著者等紹介
田中雅志[タナカマサシ]
作家、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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