内容説明
妖しい魅力にみちた魔術的世界解釈の知のジャングルへ。200余項目の質疑応答を通して、カバラ思想の成立、文献、人物、理論、実践などをコンパクトに紹介する。
目次
第1章 カバラの特徴と起源
第2章 カバラの教義
第3章 カバラの人間学
第4章 カバラの魔術
第5章 カバラの歴史
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
garth
4
A191 カバラ主義がサバタイ主義運動に傾斜するほど、前方にはキリスト教に改宗した信徒が手招きをし、後方には反対勢力のタルムード学者が刀をといで待ちかまえていました。退路は左右に二箇所あるだけでした。つまり、信仰の盾と狂信のターバンを捨てて、左手の世俗的哲学の道に足を踏み入れるか、それとも思索のかがり火を消し論理の剣をなげうって、右手の魔術的迷信に盲従するかでした。2018/07/19
fried_bogy
1
ハリポタの死の呪文の意味が知れた。あとカバリストの名前に、〇〇・〇〇・ベン・〇〇 みたいなのが多くて、オビ=ワンがベンと名乗っていたのはここからの可能性あるのかな? とかちょっと考えたりした。2020/10/24