内容説明
本書は、世界を変え、常に暴君たちには煙たがられたグローブドクターたちのアドベンチャーの、ほんの一部を描いている。ビアフラからアフガニスタン、エチオピアを経て、クルディスタンまで、彼らの活動を訪ねる。本書は「国境なき医師団」(M´edecins Sans Fronti`eres=MSF)の創設と歴史を詳しく紹介するものであるが、そのほか、「世界の医師団」(M´edecins du Monde=MDM)、「国際医療援助団」(Aide M´edicale Internationale=AMI)、および「飢餓に対する国際行動団」(Action Internationale Contre la Faim=AICF)の活動にも触れている。
目次
第1章 密入国者の日誌
第2章 グローブドクターという職業
第3章 マラウイ、MSFと100万人の難民
第4章 ビアフラでの記憶
第5章 夢の実現
第6章 南シナ海の嵐
第7章 新しいNGOの世代
第8章 アフガニスタンでの孤独
第9章 真実を語る最初の者
第10章 使命の源泉…純然たる緊急性
第11章 世界から切り離されたモザンビーク
第12章 クルディスタンの山
第13章 2000年のグローブドクター



