内容説明
吉田拓郎、南こうせつら数々のアーティストに詞を提供し、多くのヒット曲を世に送り出した放浪の作詞家・岡本おさみ。70年代の旅で書きとめた「ことば」を紡ぎながら名曲の誕生秘話を綴った45年前のエッセイ「旅に唄あり」が岡本おさみ生誕80年に「復刻新版」として甦る。自らの作品解説や、詞を提供したアーティストを語った講演内容など、貴重なコンテンツを新たに加えた永久保存版!
目次
第1章 「旅に唄あり」(襟裳岬;安次と爆弾 ほか)
第2章 岡本おさみのフォーク談議(襟裳岬;知名定男、淡谷のり子、高倉健、桃井かおり、宇崎竜童、南こうせつ)
第3章 岡本おさみが語る『わが詩』(吉田拓郎編;南こうせつ編)
第4章 岡本おさみがつなぐ人たち(寄稿)(南こうせつ;田家秀樹 ほか)
著者等紹介
岡本おさみ[オカモトオサミ]
本名・岡本修己。1942年1月15日生まれ。鳥取県米子市出身。放送作家から、フォークソングの黎明期に泉谷しげる、吉田拓郎らと出会い作詞家へ。吉田拓郎作曲、森進一が歌った「襟裳岬」で日本レコード大賞、日本歌謡大賞受賞。エッセイ「旅に唄あり」(1977年)を上梓したほか、自身初のアルバム「風なんだよ」(78年)、岡本作品をさまざまなアーティストが歌った「岡本おさみアコースティックパーティーwith吉川忠英」(2003年)をリリース。作詞活動の一方、芝居の作詞と訳詞に参加し、ミュージカル「ラブ」(市村正親、鳳蘭、西城秀樹)、「セツアンの善人」(大竹しのぶ)、ロックミュージカル「ロッキー・ホラー・ショウ」など。男性合唱組曲「隠岐四景」の作詞(堀悦子作曲、1980年に文化庁芸術祭優秀賞)がある。2015年11月30日に心不全のため死去。享年73歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ja^2
最後の羅針盤
アヴィ
akipon
こんきち