内容説明
文豪の森鴎外、哲学者の西周、国学の福羽美静…明治維新後石見の山あいの小藩から日本を代表する幾多の人材が、なぜ輩出されたのか津和野藩の歴史を紐解くと、その答えが見てくる。
目次
藩成立前夜
坂崎の治政
藩政の確立
御屋敷の変遷
御屋敷の配置
江戸の屋敷
参勤交代
江戸期の美術
考古学から見る江戸文化
多胡氏の産業開発〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やご
1
先日の旅行のお土産です。旅先で郷土史の小冊子などが売っていれば時々買っています。津和野藩は石見国の西端、現在の島根県津和野町周辺を領していました。4万3000石の小藩でしたが、幕末から明治にかけて啓蒙思想家の西周(「哲学」「主観」「客観」等、現在も使われる訳語を考案したことで知られます)や文豪・森鴎外ら多くの人材を出しています。その歴史を江戸期を中心にたどるものです。(続く)→ https://gok.0j0.jp/nissi/1574.htm2024/11/09
Ryuji Saito
1
2016年68冊。 2016/05/03